こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
今回は、台湾全土で使える交通系ICカード、「悠遊カード」をご紹介します。
このカードの特徴は大まかにいうと次のとおり。
- いろいろな公共交通機関の乗車賃がお得になる
- ちょっとした支払いに便利な電子マネ―機能が搭載
高雄・台中で悠遊カードを利用する場合の情報多めで説明します。
・・・だって、わたしあんまり台北いかないからさ・・・(;´Д`)
以前は高雄では使えなかった悠遊カード、なんと昨年あたりから使えるようになったんで、ここぞとばかりに手を出してみました。
ますます利便性が向上したので、台湾を旅行する際には手にいれた方が快適・お得に旅できますよ!
最初にいっておくと、台中行く人は必須です(-ω-)/
悠遊カード(悠遊卡、EASY CARD)とは?
台湾の公共交通機関で使え、電子マネーとしても使える交通系ICカードのことです。
日本でいうSUICA、ICOCA、香港でいうオクトパスカードをイメージしていただければ。
台湾では「ヨウヨウカー」と発音します。
悠遊カードのメリット
ずばり、割安な料金で移動できる点と、悠遊カードのみで楽々と動ける&お買い物できる点。
主な割引等は次のとおり
- 台北MRTの乗車賃が20%オフ
- 高雄MRTの乗車賃が15%オフ
- 台湾鉄道の普通料金(70㎞まで)が10%オフ
- 台中ではバス運賃が10㎞まで無料
- 一部の地域でレンタルバイク(You-bike)が一定時間無料
デメリットは、最初にカード代として払う100元のデポジットが返ってこないことぐらいかな。
3-4日くらい動き回ればすぐ元とれますけどね。
悠遊カードの種類
大人用と学生用とシニアまたは子供用などがあります。
ただし、子供用の悠遊カードは旅行者では買えないようです。法律の制限があるようですね。(詳細不明、窓口では「Same price」とだけ言われました)
コンビニではいろいろな柄のカードが揃っているので、自分で好きな柄を選びたいという方はコンビニで買ってください。
悠遊カードの料金・買い方・チャージ方法
まず、カード代ともいうべきデポジット代が100元かかります。
このデポジットは返ってきません。
チャージ額は返金可能です。返金方法はのちほど。
悠遊カードはコンビニやMRTの窓口で購入できます。
いろんな柄からカードを選びたい方はコンビニへ。
我が家がMRT高雄空港で手に入れたのはこんな悠遊カード。
高雄の名物イラストがかわいいです。
高雄空港から入る方は、なぜか到着ロビーフロアのファミリーマートでは買えないので、直接MRTの駅までいってくださいね。
「ヨウヨウカー」と店員さんか駅員さんに伝えると、すぐわかってもらえます。
我が家がMRT窓口で買ったときには、日本語の説明書を出してくれました。
希望のチャージ額を伝えて、デポジット100元をプラスした額を支払えばOKです。
初回は、300~400元も入れておけば十分でしょう。
高雄空港から中心部にMRTで出る場合にかかる料金は、50元もあればOK。
チャージはMRTの駅にある券売機でも、コンビニでも。
駅にあるチャージ機には、カードを置くタイプやホルダーに差し込むタイプといろいろありますが、一番簡単なのはカードを置くだけのタイプ。
詳細省きますが、日本語表示または英語表示可能ですし、見た感じそのままのタッチパネルで操作できるので迷わないはずです。
小銭がたまって邪魔になってきたら、券売機でチャージするといいですね。
コンビニでは「トップアップ」と伝えてチャージしたい金額を出しましょう。
そうそう、悠遊カードの優しさについても説明しておくと、マイナス残高になっても1回まで公共交通機関に乗れます。
具体的には、MRTの改札に入ったときに10元しかチャージがなくて、目的地までの駅までの運賃が30元だとすると、その1回は-20元のまま、目的地の改札を出られます。
もちろん、次のチャージ時に精算されますし、マイナス残高のまま悠遊カードを利用し続けることはできません。
チャージ額の返金方法
デポジットの100元は帰ってきませんが、チャージ額は返ってきます。
余談ですが、2016年8月より前に購入した悠遊カードはデポジットも返金できたそうですね。
MRTの駅窓口または空港などにあるサービスカウンター(服務中心)へ行きましょう。
今のところ機械では返金できません。
高雄空港にもサービスカウンターがあるのでぎりぎりまで使えますよ。
「リターン」と伝えればわかってくれます。
ただし、次の条件にあてはまらない場合には20元の手数料がかかります。
手数料が無料になる条件
✅カードを5回以上利用+カード購入後3ヶ月以上経過
✅カード未使用+カード購入後2日以内
そして、一度返金すると、そのカードは二度と使えません。
悠遊カードには有効期限がありませんので、次に台湾に来る予定がある人は手元に置いておく方がよさそうですね。
利用できる主な公共交通機関
出典:悠遊卡公式サイト
◆台北捷運(MRT)、桃園捷運(MRT)、高雄捷運(MRT)(※MRT≒地下鉄)
◆台湾鐡道全線
◆台北市、新北市、基隆市、桃園市、新竹市、新竹県、苗栗県、中彰投地区(台中市、彰化県、南投県)、雲林県、宜蘭県、連江県、嘉義県、嘉義市、台南市、高屏地区(高雄市、屏東県)、金門県、花蓮県、台東県等の公共バス
◇台湾高鐡(新幹線)※在住者向けのため、旅行者は利用できないと思っておいた方が良い
※2018年11月時点。
その他高雄では、
2017年9月に開通した高雄ライトレール(輕軌・LRT):30元⇒10元
旗津半島へ渡る旗津フェリー:40元⇒20元(自転車の場合も20元割引)
と、割引率高いものが多いので悠遊カード必須ですよ。
詳しい利用範囲はこちら⇒悠遊卡公式サイト
利用できるサービス・場所
U-bikeも悠遊カードで使えるサービスの一つです。
レンタル自転車が繋がれているステーションが街のいたるところにあるので、そこで悠遊カードを使って一定の手順をふめば、好きな時に、好きな場所で借りられ、好きな場所に返すことができる便利なサービス。
我が家も台中で利用し倒しました!
なぜなら、悠遊カードで利用すると、なんと1回につき最初の30分間が無料。
30分間あれば、だいたいどこでもいけますからね。
目的地周辺のステーションに返して、また借りる、を繰り返せば、無料で好きなところへ行き放題ですよ。
尚、高雄にはC-bikeという同じようなシェアバイクシステムがあって、悠遊カードで借りることもできるのですが、在住者向けで少し面倒なので、C-bikeについてはクレジットカード登録で利用する方が各段に簡単です。
次に、悠遊カードの電子マネー機能で支払いができるお店は次のようなところ。
タクシーの支払いにも使えますが、現時点では対応しているタクシーは少ないようです。
悠遊カードの履歴・残高がわかるアプリ「Easy Wallet」
このアプリをスマホに入れておけば、自分がどこでいくら使ったのか、履歴がすべてわかります。
便利なので、いくら使ったか気になる方は入れておくといいですね。
登録方法も煩わしくなく、悠遊カードの裏面に記載されている番号や簡単な情報を入力していくだけで使えます。
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悠遊カードを利用する際の注意点
日本の交通系ICカードに比べると、タッチしてから読み取るまでの時間が長め。
気持ちに余裕をもちつつ、ゆっくりタッチを心掛けてください。
あとは・・・無くなさいこと、ぐらいかな。特に子供!
使ってみた感想とまとめ
旅行先のこの類のカード、好きなんですよね。
香港のオクトパスカードなんて無駄に2枚も持っているし・・・
今までは高雄で使える交通系ICカードは一卡通(iPASS)ぐらいだったんで、なんとなく二の足を踏んでたんですが。
ついに、台湾全土で使える悠遊カードに高雄も対応したと聞いて、2018年11月、台湾で初交通系ICカードをゲット!子供分も!
主な目的は、台中のバス乗り放題(10kmまで)とYou-bike(U-bike)の30分間無料サービス。
あ、悠遊カードでYou-bike(U-bike)の利用登録する場合には、コードがSMSで送られてくるので、必ず通じる電話番号が必要だから気をつけて。
SIMカードにはたいてい50元分~の通話料がついてるから、空港とかで買っとくのも手!
台湾現地で手に入れると安いしね。
結果、もちろん台中・高雄でお得に移動できたことはいわずもがな、便利で仕方なかった・・・
現金払いだとたまりがちな小銭をじゃらじゃら持たなくていいし。
ちょっと喉がかわいたら、コンビニで悠遊カードを出すだけ。
暇になったら悠遊カード片手に、目に入ったバスに飛び乗るだけ。
どお?悠遊カードの魅力ちゃんと伝わったかな。
とにかくほんとに便利なんで、2回以上台湾行く人は絶対もってた方がいいですよ!
では、Have a nice trip!
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年に2回以上海外行く人なら持っていて損はないカード
わたしがこのカードに決めた納得の理由↓
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