こんにちは、マカオリピーターのちはりんです。
思えば2012年に初めてマカオを訪れてから、だいたい年2回のペースでマカオに通っている計算になりますね。
何が、と聞かれてもコレといった決めてはないんですが、強いて言うならカジノホテル群の異次元感とポルトガル領名残の風景と中華圏のごちゃごちゃ感が交じり合っているあのアンバランスな感じが、なんとなく心地いいんです。
さて、そんな混沌とした街マカオのお土産、と聞いてなにを思い浮かべるでしょうか?
正直わたしはあんまり思い浮かびません・・・
実際マカオって、お土産の選択肢が限られてるんですよ。
とはいえ、今までいろいろとお土産に買って試してきた中で、何点か「お、これは良いな」と思ったものもあります。
今回は、
「これといったマカオのお土産って見当たらないな」
「お土産選びにあんまり時間かけたくないな」
「無難に手頃でおいしいものを選んでおきたいな」
と思っている方向けに、渡澳10回以上のわたしが、いまだにマカオ土産として買い続けているおすすめ鉄板土産を3つご紹介します。
杏仁餅(アーモンドクッキー)
出典:鉅記餅家
はい、この杏仁餅/アーモンドクッキーこそが最も有名なマカオ土産と言い切ってしまっていいでしょう。
どのくらいメジャーかというと、香港に向かうフェリー乗船客のだいたい半数が、杏仁餅(アーモンドクッキー)で有名なお土産店の袋を持っているぐらい。
むしろ、これ以外にメジャーなマカオ土産ってないような・・・。
日本のお菓子メーカーの人、マカオのお土産市場、狙い目ですよ!
この杏仁餅は、いわゆる欧米系のクッキーとは全く別物で、アーモンドを粉にしてギューっと押し固めた素朴なお菓子。
イメージ的には落雁・・・
魅力を的確に伝えられる例えが浮かばなくてごめんなさいね、でも落雁。
言葉だけ見ると全くおいしくなさそうですが、口に入れるとさくさくした食感で、アーモンドの風味(杏仁豆腐の香り)がふんわり漂い、控えめな甘さで、はまる人ははまるんですよ。
わたしは結構はまりました。半年に一回ぐらいは食べたくなります。
ちょっと粉っぽいので、お供に飲み物は必須ですけどね。
よく買われているだけあって万人受けする味ですが、とりわけ、高齢の方には好まれる傾向にあります。
さて、マカオにはこの杏仁餅を売りにしているお店がたっくさん。
一つの店の商品が売れだすと、雨後のタケノコのごとく、追随してお店が出てくるのは商売根性たくましい中国圏のセオリーですね。
余計なおせっかいですが、路線変えればいいのに、と思わなくもないですけど。
中でもお店の数が多い「鉅記餅家」のものが、値段も手ごろでどこでも手に入れやすく、個人的に一番バランスが良くておいしいと思っているのでおすすめです。
アーモンドの粒がゴロっと入っているのもポイントが高いです。
このお店はマカオ内の観光名所近くであれば避けては通れないぐらい出店しているので、すぐに見つけられると思います。
試食もたくさんしているので、お気に入りのお土産をみつけてください。
また「咀香園餅家」も鉅記餅家と負けず劣らず、たくさん見かけます。
ラインナップも似ているんですが、やっぱりちょっと味が違うんですよね。
このあたりは好みなので、試食して食べ比べるとおもしろいですよ。
タイパ街で行列をなしている「晃記餅家」は「サクサク感が群を抜いている」と某地球の〇き方に書いていたので、期待に胸躍らせて実際に食べてみたところ、わたしの駄舌では違いがいまいちわかりませんでしたね(;´∀`)
日式蛋餅(卵ビスケット)
出典:鉅記餅家
これはずばりお店指名になりますが、上記でも出てきた「鉅記餅家」で売っているものです。
シンプルな味で、子供が大好き!もちろん大人も大好き!
誰にあげてもおいしいと言ってもらえるお土産です。
良く言えば万人受けする、悪く言えば・・・特徴はないお菓子?
ネーミングに「日式」=日本風の、とまで書かれているので、特にマカオらしさはないですが、単純においしいのでおすすめです。
まぁ、エッグタルト=マカオというイメージで、卵つながりで強引に結び付けられなくもないですしね。
ラングドシャをもう少し厚めにしたような、卵風味のビスケットです。
小ぶりなビスケットで、サクサク、サクサク・・・と、とまらなくなってしまうので、一袋があっけなく空いてしまいます。
やっぱりなんだかんだいって、現地らしさ満点の正体不明のドライフルーツとかをもらうより、素直においしいお土産の方が喜ばれるじゃないですか。
輸入の缶キャンディー
「輸入の」と書いてる時点で、すでにマカオらしさゼロですが、かわいいものはかわいいのです。
ギリギリ「昔ポルトガル領だった」、という風情は醸し出せるお土産になるかと。
あ、でも別にMade in ポルトガルでないものもいっぱいあるんですけどね。
もちろんポルトガルから輸入しているものもあります。
ヨーロッパから輸入している缶キャンディーが、なぜかマカオではやたらと安いんです。
15MOP(200円)ぐらいから揃っていますよ。
たぶん日本で買ったら500円くらいするよね、というような重量感で。
これはずばりパケ買いです!
ほらほらほら、もうかわいいでしょ。
いかにもヨーロッパ風のかわいい絵柄が描かれた缶をあけると、いろんなフレーバーのあめちゃんがぎっしり入っています。
日本でいうサクマのドロップですね。
あのカンカンには、ロマンでも詰まっているんでしょうか、ついつい缶ものになびいてしまいます。
中に入っているあめちゃんを食べ終わったら、どうにかしてこの缶を再利用してやりたい!と思わずにはいられません。
これは断然女子向け、子供向けのお土産です。
わたしの子供も、この缶をマカオのスーパーで発見すると嬉しそうにかごに入れてます。
この類の輸入缶キャンディーは、地元のスーパーで買えます。
扱っているメーカーや種類がちょっとずつ違うので、いろんなスーパーを巡って探し歩くのも楽しいですよ。
比較的行きやすいのはリスボアやニューヤオハン/新八佰伴にほど違い「来来超級市場(ロイヤル)」。
あと、余裕があったら訪れたい地元系スーパー「新苗超級市場」「新惠康超級市場」。
結構いろんなところにスーパーがあるので、街歩き(特に紅街市あたりや下環街)して見つけたら立ち寄ってみてください。
まとめ
どうでしょうか、マカオフリークのわたしが自信をもっておすすめするマカオ土産ですが、やっぱり限られてますね。
もっとマカオらしいお土産が増えればいいんですけどね、なかなかマカオのお土産業界の進歩が遅めです。
他にも、受託手荷物で帰る方は、オイスターソースやポルトガルワインなんかもおすすめですよ。
ではでは、お土産選びはサクッと済ませて、マカオ街歩き・カジノ巡りを目いっぱい楽しんでくださいね!
Have a nice trip!
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