こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
やっと待ちに待った、香港ーマカオー中国(珠海)を結ぶ港珠澳大橋が開通しましたね!
当初2016年頃には完成する予定だったのに、ずれにずれこんで2018年も終わりを迎えそうなこの時期。
ますます香港ーマカオ間のアクセスが良くなって、弾丸マカオ旅行も可能ではないかと、嬉しい限りです。
さて、マカオはわたしの子供も大好きな旅行先の一つ。
半年に一回は「マカオ行きたいな~」という発言が飛び出します。
今回はぶらぶら街歩きが楽しい、我が家のお気に入りのコースを紹介します。
歴史ある街並みと下町散策が楽しめるルートになっていますので、マカオを訪れた際に参考にしていただくと嬉しいです。
マカオ街歩きルート
※赤マークが始点と終点
マカオ半島南西部の半島を散策するルートです。
対岸にあるタイパ・コタイ地区に向かって突き出た、西湾湖を臨む半島になります。
半島出発地点は、観光名所の起点として有名なセナド広場。
ソフィテルポンテ16からでも構いません。
セナド広場を境にした場合、マカオ観光名所で最も有名な聖ポール天主堂跡とは反対側の地域になります。
終点は下町エリアの下環にある、下環街市。
ぶらぶらゆっくり回っても3時間程度の散策ですが、細い路地を抜けたり、急な坂があったり、海湖沿いの開放的な遊歩道があったりと、くるくるとマカオの異なる顔を見せてくれて、何度訪れても飽きることがありません。
街歩きルートのおすすめ観光スポット
セナド広場
有名ですが、床のタイルに模様があるな、ぐらいで特に見どころはないです。
周りのカラフルな建物には、土産物屋や薬局などがぎっしり入っていて商売っ気まんまん。
民政総署
出典:マカオ観光局公式サイト
セナド広場の対面にあります。
アズレージョが美しいので覗いてみてください。
わたしはたいてい、玄関口からさらっと眺めて街歩きに出発します。
西洋歴史的建物群:ロバートホートン図書館、聖オーガスティン協会、ドンペドロ5世劇場
出典:マカオ観光局公式サイト
セナド広場から民政総署の横の道を抜けていくと、いきなりくねくねした坂が現れます。
上った先にはポルトガルの名残を思わせる南欧風の建物群、ロバートホートン図書館、聖オーガスティン協会、ドンペドロ5世劇場がお目見え。
興味がある方は中も素敵なので、是非覗いてください。
淡いグリーンやイエローのパステルカラーの建物がかわいらくして、このあたりの雰囲気はとっても素敵。
聖オーガスチン広場の近くにはおいしいお茶やコーヒーを出すおしゃれなカフェも点在してますので、早速一息つくのもいいかもしれません。
わたしは夕方に訪れて、この広場でカフェラテ飲んでぼーっと飲みながら、昼と夜の色がかわっていくのを見るのが好きです。
南国らしく、熱帯特有の大きな木がところどころに生えているのもマカオらしい。
昔ながらの通り
道なりに南へくだっていくと、先ほどまであんなに南欧風だったのが、いきなり庶民的な街並みになります。
こういうアジア的ギャップに出会うと、テンションあがるのはわたしだけでしょうか。
小さな商店や地元の飲食店が並びます。人気のパン屋さんや、小食(スナック)店もありますよ。
このあたりには学校がいくつかあるので、時間帯によっては学校帰りの子供で賑わっています。
アジアの国の子供達は買い食い多いですよね。
鄭家屋敷・リラウ広場
出典:マカオ観光局公式サイト
しばらく道なりに南へ向かって歩くと、緑が生い茂るこじんまりしたリラウ広場に到着。
広場のある交差点を右へ曲がれば、先ほどの西洋建築群とはまたちがった雰囲気の中華風建物、鄭家屋敷がお目見え。
無料ですので、初めての方は一度中に足を踏み入れて、広いお屋敷を堪能してください。
子供はこういったドアの数が多い屋敷、好きです。
すぐかくれんぼしたがる・・・
広東風の建物随所に西洋的なデザインが取り入れられていて、まさに東洋と西洋の融合。
ペンニャ協会
出典:マカオ観光局公式サイト
リラウ広場に戻ってきたら、横道にそれる形で坂道を上って、高台の上にそびえたつペンニャ教会を目指します。
マカオは小さな面積の割に高台がそこかしこにあって、いきなり坂道が出現し、これがまた急なんですよ。
体力と相談しながら、ゆっくり散策してください。
ペンニャ協会に向かう道には、マカオおなじみ健康器具が置かれた公園もありますので、ついでにエクササイズもしときましょうか。
わたしの子供はこの健康器具を見ると試さずにはいられないらしく、健康器具を見つけることが子供のマカオ街歩きの目的になっていたりします。
ペンニャ協会からはマカオタワーまで見渡せます。
午前中に訪れるとすがすがしい気分に。
夜はライトアップされるので、コタイ・タイパ地区から来る際に使う一番西側の橋から見るのもキレイですよ。
高級住宅街
ペンニャ協会あたり一辺は、西望洋山という高台です。
南側は超高級住宅街なので、歩いているだけでリッチな気分になれます。
高台にあるので、さぞかし眺めが良いんでしょうね。
カジノ王とかマカオ政財界の要人がすんでいるそうです!
関西でいうと、芦屋の六麓荘当たりの山手っぽい雰囲気。
だいたい、どのおうちもガードマンがついていて、マカオの富裕層の暮らしを垣間見ることができます。
ポウサダ・デ・サンチャゴ
高台からの坂を南に下りきった先にあるのが、中世ヨーロッパ時代を思わせる「ポウサダ」の一つ、要塞を宿泊施設に改築したポウサダ・デ・サンチャゴです。
ポウサダとは文化的価値のある南欧風の宿泊施設のこと。
マカオのポウサダはとても人気が高く、なかなか宿泊できません。
この言葉を使うのはわたしの人生において初めてだと思われますが、「瀟洒」という言葉がぴったり。
マカオには他にも「ポウサダ」があるので、ポウサダ巡りをしてみるのも楽しいですよ。
【ポウサダ・デ・モンハ/ポウサダ・デ・コロアネ】
併設のレストラン「パロマ」は雰囲気抜群です。
是非海を見渡せるテラス席へ。
天気の良い日はついついビールを頼んでしまいます。
媽閣廟(マーコッミウ)
出典:マカオ観光局公式サイト
ポウサダデサンチャゴを出たら、北へ歩いて媽閣廟へ向かいます。
媽閣廟には、海の守り神「阿媽」が祀られています。
中を見て回ってもいいですが、観光客だらけ。
よくある中国っぽい廟なので、わたしはさらっと前を通りすぎる程度で長居はしません。
すぐ前にはマカオ海事博物館もあります。
このあたりでお腹がすいたら、ポルトガル料理で有名なリトラルへ是非どうぞ。
アフリカンチキンが絶品です。
下環街
媽閣廟から北へ徒歩5分もあるけば、ザ下町情緒漂う下環街に出ます。
下環市場の周り一帯に広がる商店街とでもいうんでしょうか。
果物屋、肉屋、青空市場、食堂がぎっしり集まっている、アジア好きにはたまらない場所。
どの食堂もおいしそうで、このあたりを歩くと毎回胃袋が足りません。
わたしがソフィテルポンテ16に泊っているときの朝・昼ごはんは大抵このあたりです。
飲茶のお店、雲吞麺のお店、各種ローストのお店、ぶっかけご飯のお店、甘味のお店、包子のお店、小食(スナック)のお店、インドネシア料理のお店・・・と飽きることがありません。
渡澳した際には最低一回は訪れる、わたしがマカオで一番好きな場所の一つ。
観光客は少ないので、何か買うときはほぼジェスチャー・指さしになりますけどね。
小さな路地をくまなく歩けば、雑多な雰囲気には似つかわしくない、かわいらしいカフェや本格的なパン屋さんを発見したりも。
アジアではこういうギャップを見つけるのが、街歩きの醍醐味でもありますよね。
まとめ
マカオ半島南西部の街歩きルート、いかがだったでしょうか。
ポルトガル領だった頃の名残と、マカオの下町感がたっぷり味わえるルートになっています。
今回と同じルートでなくても、少し横にそれるだけでまた違った面が見えてきますので、お気に入りのルートやお店を見つけてくださいね。
紹介しきれなかった教会などの観光スポットがまだまだあります。
ところどころにある公園や健康器具で、子供と一緒にカラダを動かして遊びながら巡ると、子供も楽しんでくれますよ。
進化がとまらないコタイ地区とは正反対の、いつまでも昔ながらのマカオが残っている場所です。
疲れていなければ、下環街からソフィテルポンテ16あたりまで徒歩圏内なので、ぶらぶらついでに昔の遊郭街「福隆新街」まで足をのばすのもおすすめです。
散策前・散策後の腹ごしらえはソフィテルポンテ16にほど近いこちらの飲茶をどうぞ!
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