こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
今や、ベトナムの中心都市ホーチミンで食べられる麺料理はフォーだけではありません。
最近リゾート地として人気を集めている中部地方ダナンの麺料理にも、簡単にありつくことができるのです。
今回は、ホーチミンにあるダナン発祥麺「ミークアン」の人気店「Mì Quảng Ngon Phố Thị」で納得の麺料理に出会えたのでご紹介します。
フォー以外の麺料理が食べてみたくなった時は、一度トライしてみてください。
Mì Quảng Ngon Phố Thịの基本情報・行き方
◆営業時間:6時半~21時半
サイゴン動植物公園からほど近い場所にあります。
サイゴン大聖堂がある観光の中心地からも歩けないことはない(15分程度)ですが、日中暑い時間帯はGrab(3~4万ドン)で行くのがベスト。
タンディン市場からは徒歩10分程度なので、セットで訪れるといいですね。
人気店なのかこの店舗以外にもお店があるようです。
Mì Quảng Ngon Phố Thịの概要
雰囲気
ポップな黄緑ベースの色でまとめられた店内は清潔。
これなら初心者でも訪れやすいですね。
価格帯
麺類は5万ドン前後。
これだけキレイな店舗で食べられると考えると、まともな価格です。
メニュー
ダナンの名物麺「ミークアン」以外にも、ホイアンで人気の「コムガー(鶏肉のせごはん)」、フエ名物のコムヘン(しじみごはん)などもそろっっています。
中部地方の名物料理をひととおり網羅している感じですね。
利用してみた感想
ミークアンはクアンナム省ダナンの名物麺料理。
一見、きしめんのようなので、小麦麺かと勘違いしそうになりますが、これも米麺でできています。
さて、エビ好きを公言するわたしが注文するのはこれしかないでしょう。
「Mi Quang Tom Thit」=「エビと豚肉のミークアン」
程なく運ばれてきたのがデフォセットがこちら。
エビ、豚肉、ウズラ卵の具材にピーナッツがふりかけられたミークアンにスープ、ライムに揚げせんべいとフレッシュハーブ&野菜。
寄ってみます。
う、美しい・・・
東南アジア屋台でありがちな雑さが感じられません。
麺は若干透き通っている感じもしますね。
汁は少な目です、いや、汁というよりもうタレ。
では早速、せんべいを割り入れて、野菜とハーブをもりもりぶち込んで、ぐるぐるしっかりかき混ぜてから、いただきます!
ズルズルッ・・・
おお!米麺なのに程よいコシを感じられる。
フォーとは全く別物!
とはいえ、小麦麺ではないので、プツプツとは切れちゃいます。
よく言われる例え通り、ちょっと歯切れの良いきしめんですね。
タレはちょっと薄めの甘辛、でも南部にありがちな甘すぎることはなく、日本人なら好きな味。
味がちょっと薄く感じたので、ついてきたナンプラーを足すと好みの味に仕上がりました。
くどく感じてきたら途中でライムを絞るとさっぱり。
なるほど・・・せんべいはマストアイテム。
これを入れることであっさり目の味に旨味が加速。
麺自体の量はそんなに多くないものの、具材もしっかり入っているので食べ終わった後の満足感、大。
いやぁ、おいしかった。
1週間に1回ぐらい食べたくなる味ですね。
わかりやすくいうと、「甘辛ダレの混ぜきしめん」です。
一緒に行ったダナン出身の友人も、「なかなかおいしい(←ちょっと上から目線w)」と太鼓判。
ホーチミンにはほかにもミークアンのおいしいお店があるようなので、これは巡らなければ!
ミークアン熱に静かに火がついたホーチミンのとある朝でした。
まとめ
ダナンの味付けは、南部ホーチミンとも北部ハノイとも少し異なります。
ホーチミンはなんでも甘めですし、ハノイは薄味あっさり目。
個人的には、甘辛好きの日本人ならベトナム中部地方の味付けが一番馴染みやすいのかもしれないのでは、と感じます。
ダナン出身の友人いわく、「ダナンの味付けが一番うまい!」とのこと。
中部ダナンまでいかずとも、ホーチミンで手軽にベトナム全土の名物料理が食べられる時代。
ブンやフォーとは異なる中部ダナン麺「ミークアン」、試してみてはいかがでしょうか。
では、Have a nice trip!
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