こんにちは、ここ数年は年越しベトナム傾向の子連れ旅好きちはりんです。
さて、最近ベトナムへ旅行する方が劇的に増えている理由の一つには、ベトナム料理が日本人の口に合う、ということがあげられるんじゃないでしょうか。
今回は、
それ以外においしくて安いベトナムB級グルメってないかな?
という方向けに、まだあまり知られていないベトナム庶民派グルメ、ソイガーのおいしいお店を3つご紹介します。
安くて旨い飯が食べられる=東南アジア旅の醍醐味ですよね。
今回ご紹介するソイガーは、どれも2万ドン(100円)程度と激安!
ホーチミンにいったら一度は食べておきたいお店を集めたので、好みのソイガーを見つけてくださいね。
ソイガーとは?
ベトナム版鶏おこわのこと。
もっちりしたおこわに細かくさいた鶏肉、フライドオニオンがのっかり、ちょっとオイリーなタレがかけられるタイプがデフォルト。
大抵こぶりなので小腹がすいたときにぴったり。
朝ごはんはもちろん、持ち帰って飛行機で食べるのもおすすめ。
我が家の米好き王子こと、息子が愛してやまないベトナムのB級グルメ。
XOI GA NUMBER ONE/ソイガーナンバーワン
一軒目は、ホーチミンに訪れた際に最低2回は訪れる、ソイガーの名店「ソイガーナンバーワン」をご紹介します。
お店はぼったくり天国ベンタイン市場からは一本東の通り、徒歩3分程度で到着します。
ベンタイン市場でもみくちゃにされた後、小腹がすいたら訪れてみてください。
年季の入った店内からもわかる通り、老舗感が漂います。
ソイガーを知っている人か、ここを目指して来る人でない限り、通りがかりでヒョイと買う気にはならないですよね(笑)
ちなみに向かって右隣あたりに「XOI GA UT MAP NUMBER ONE」というほぼ同名のお店があって、こちらもソイガーを売っていますが、UT MAPの店頭にいた恰幅のいいおいちゃんに訊いてみたところ、どうやら別系列らしいです。
地元の人がよく利用しているのは、本家のソイガーナンバーワン。
目印は「黄色のファサード」と「15」の番地表示、角っこのお店。
だいたいみんな持ち帰るので、店内は必要最小限の鈍色テーブル&イスのみ。10人も入ればいっぱいになります。
路面に向かって、鍋に入ったおこわや鶏のいろいろな部位の具材が並んでいます。
メニューは10種類ぐらい。
具材が豪華になるにつれ、少しづつ高くなる傾向。
値段が高いバージョンには内臓系も入るので、好きな方はどうぞ。
我が家はいつも一番安い2万ドン(2019年時点で1万5千ドンから値上げされてた!)のシンプルなさいた鶏肉がはいったものを注文します。
はい、こちら。値段が上がった分、ボリュームもアップしましたね!
薄く色がかったおこわの上に、タレ&さいた鶏肉とフライドオニオンがたっぷり。
ここのソイガーはなんといっても、もっちりしたおこわ部分がおいしい。
甘辛い味付けが多いベトナム料理の中で、これはすっきりしょうゆ味なのもお気に入りポイントです。
ちょっとオイリーなんで、いわゆる日本の鶏おこわ、というよりは、鶏チャーハンのおこわ版(味付けは冷凍の「鶏ごぼうごはん」に似ている)をイメージしてください。
鶏肉自体はそこまでしっとり感はなく、あくまでおこわを盛り立てるフリカケ、鶏フレーク的な位置づけです。
しっかり目に味付けられた鶏肉&フライドオニオンがおこわと合わさると、もうとまらなくなるおいしさ。
万人受けする味で、何度食べても飽きることがありません。
我が家の息子的には、「ここのソイガーが一番おいしい」とのこと。
基本情報
、
◆営業時間:9:00~21:00
XOI GA UT MAP NUMBER ONE/ソイガーUT MAPナンバーワン
はい、上記のソイガーナンバーワンの横に位置する、偽ソイガーナンバーワンです(笑)
ですが、その実力はナカナカのもの。
目印は「青のファサード」「UT MAPの文字が入っている」「19」の番地表示。
広めのイートインスペースがあって、ソイガー以外にも生春巻きなどのメジャーなベトナム料理をそろえているので、観光客はよくこちらに入っていますね。
我が家はたまたま、上記のソイガーナンバーワンが閉まっていた時に試しに利用してみました。
コチラのシンプルなソイガーは15,000ドンと少し安め&ボリュームは控えめ。
結果、見た目はほぼ変わりなかったですね。
本家のソイガーナンバーワンを知らなかったら、こちらでも十分おいしいと思えるほど。
ただ、食べ比べるとその差がわかります。
おこわ部分が乾燥気味で硬め。鶏肉部分の味は特に違いを感じられず。
自称「味の違いがわかる男」息子曰く「こっちのほうが具はおいしい」とのこと。ホンマかいな?
トータルのバランスとしては本家のソイガーナンバーワンに軍配が上がるそうですが、どちらもそんなにボリュームが多くないので、食べ比べてみるのも楽しいですね。
その他、麺料理や小皿料理など幅広くそろえているので、ソイガー以外にもいろいろなベトナム料理を楽しめます。
基本情報
◆営業時間:だいたい夜遅くまで開いてます。
XOI GA BA CHIU/ソイガー・バーチウ
中心部からはちょっと離れる地元密着型のバーチウ市場にあるので、わざわざ観光客が足をのばしにくい場所ですが、ボリューム満点、揚げた鶏肉がおいしいソイガーのお店です。
ホーチミン中心部からなら、Grab bikeで15分/2~3万ドン程度です。
注意点は、このお店、夕方(17時前後~)からの営業となります。
バーチウ市場の外、角っこにテントを張って絶賛営業中。
イートインスペースは無し。
仕事帰りの人がどんどんやってきては、大量に買って帰ります。
かなりの人気店ですね!
店頭では、大胆に鶏肉がどんどん揚げられてます。
この鶏肉の量だけで、一日どれぐらい売れるのか想像できますね。すごい量!
キレイなお姉さま方がテキパキと詰めていきます。
何種類かあるんだろうけど、壁にメニューも見つからなかったので、「ソイガー」とだけ伝えて購入。
15,000ドンでした。
渡されたパッケージはかなりどっしり!
開けてみると・・・
ドドーンっと鶏の骨付きもも肉カラアゲが、その周りに豚肉薄切り。
鶏カラをヒョイっとよけてみると、小エビの甘辛煮が鎮座。
思っていたソイガーのイメージを見事に覆してくれます。
とにかくボリューミーで、こちらのソイガーはこれだけで一食まかなえます。
お味は、モモ肉を使った鶏カラはプリプリでもちろんおいしいですし、周りの豚肉、小エビの甘辛煮はおこわとの相性抜群!いい仕事してますね。
どことなくマレーシアのナシレマを思い出す、甘辛い味付け。
ソイガーというよりは、ガッツリした鶏のから揚げ弁当。ビールにも合います。
マレー料理好きのわたしはかなり気に入りましたが、息子は「ん、まぁ、おいしいっちゃおいしいけど、(思っている)ソイガーではない!」と辛口コメント。
そうはいってもペロっと完食してたけどね・・・
立派な鶏唐揚げが入っていてボリューム満点、コスパでいうとここが最強ではないでしょうか。
一度は食べてもらいたい、見た目インパクト大のソイガーです。
バーチウ市場は、夜も生鮮食品や衣類が並んで活気あふれているので、市場探索がてら訪れてみるのがおすすめ。
市場内が開いている昼間なら、格安食器やキッチン雑貨を豊富に取り揃えているお店も開いているので、市場探索⇒ソイガーコースもいいですよ。
基本情報
◆営業時間:17:00~23:00
まとめ
というわけで、ホーチミンに行ったら食べておきたい、おいしいソイガー店3つをご紹介しました。
「ベトナム料理といえば」のフォーやフーティウなどの麺料理はもちろんおいしいんですけど、旅の中盤に差し掛かると「米粒」が食べたくなる時もありますから、そんな時には、ツヤツヤ光輝く米粒ソイガーを思い出してください!
それぞれのお店で、少しづつ味付けや具のバリエーションが異なるのもおもしろいですよね。
やっぱりベトナムの方は鶏肉をよく食べるので、おいしい組み合わせを心得てらっしゃる!さすが!
ベトナム旅行中、我が家の息子は朝起きるとだいたい「ソイガー食べたい」、と言い出します。
毎日食べたくなるぐらいおいしいんだそう、というか、おいしいです(でもわたしは3日に1回ぐらいでいいや)。
このソイガー、現地ではおやつ感覚なので、ソイガー専門店以外でも、甘味チェーのお店なんかにヒョイっと「XOI GA」がメニューに載っていたりするんで、出会ったら試してみてくださいね。
ではでは、Have a nice trip!
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