こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
我が家はあまり、旅先で観光らしい観光をしませんが、この頃は、現地のアクティビティやエンターテイメントを積極的に組み入れることにしています。
きっかけは、わたしの旅スタイルだと子供がヒジョーに退屈そうにしていたから・・・
「子供が楽しんでくれるなら」ということで、現地のアクティビティにトライしてみたところ、思った以上に大人も楽しめる内容のものが多く、のんびり旅にメリハリがついたせいか、旅のワクワク感がぐっと増したから驚き!
今回は、ベトナム、ホーチミンの観光名所「オペラハウス」で開催されている、ベトナムの文化を組み入れた「AO SHOW/アオショー」を見てきたのでご紹介します。
AO SHOW/アオショーとは?
出典:AO SHOW公式サイト
ベトナム版のシルク・ドゥ・ソレイユとも言われるAOSHOW/アオショー。
2013年2月から始まったAOSHOW/アオショーは、20人ぐらいのキャストが、過去~現在のベトナム文化をアクロバティックに表現する人気のショーです。
ショーでは、ベトナムの生活風景が時代に応じて変わっていく姿が魅力的に描かれ、懐かしい風景から現在の風景まで画面がどんどん変わっていくので飽きることがありません。
ベトナム人キャストが披露してくれる、カゴや竹を使ったアクロバティックな動きには、サーカス的な要素も取り入れられており、身体能力の高さに驚かされます。
どこか懐かしさを感じるベトナム伝統音楽を生演奏で楽しめるのも魅力の一つ。
講演時間は約60分。
開催場所はホーチミンの観光名所としても有名な「サイゴンオペラハウス」。
外観だけでも充分美しいですが、ショーで訪れた際には、建物の中から内装を楽しむことができます。
なお、現在オペラハウスで開催されているショーは次の3つ。どれも評判が良いそうです。
- AO SHOW
- TEH DAR
- THE MIST
曜日によっては開催されていないこともあるので、詳しくは公式サイトで要チェック。
公式料金はAゾーン:70万ドン、Oゾーン:115万ドン、Wゾーン:160万ドン。子供も同料金です。
公式サイトからでも購入できますし、日本語対応が良ければ、KKdayからでも公式料金と同料金で予約できます(KKdayユーザーならポイントがたまります)。
AO SHOW/アオショーが開催されるオペラハウスの場所・行き方
ホーチミンの観光エリア、「ドンコイ通り」沿いにそびえ立つ市民劇場/サイゴンオペラハウス。
旅行者なら一度は歩いたことがある通り。
空港からは渋滞していなければ、タクシー等で30分程度。
ちょうどパークハイアットサイゴンとカラベルホテルに挟まれた立地になります。
AO SHOW/アオショーを実際に鑑賞した感想
このAO SHOW/アオショー、「なかなかスゴイ。ホーチミンに行ったら一回はいっとくべき!」とウワサには聞いてたので、一度観てみたい、とずっと思ってたんですよね。
だって「ベトナム版のシルク・ドゥ・ソレイユ」(!)ですよ?否が応でも期待が高まる・・・
そしたらなんと、大晦日のチケットをゲットできました!
ただ、直前の予約になってしまったので、後方端っこ(しかも柱の横)、という少し残念な席に(;´∀`)
でも、大晦日のチケットをとれただけでもラッキー!
いつもながら、ありがとう、KKday。
料金も公式サイトと変わらず、日本語対応してくれるという神っぷり。
「オペラハウスの中の内装も必見!」という前評判を聞いていたので、18時講演の30分前にはオペラハウスにイン。
入口で、KKdayから送られて来たバウチャーをスマホ画面で表示するだけでOK。楽ちんです!
オペラハウスの中ではいろんなお茶がふるまわれる、という嬉しいサービスまで。
またプレゼンテーションの仕方が、欧米人が大好きなタイプの憎い演出なんですよ!
暮れゆくホーチミンの街並みを、オペラハウスのテラスから眺めながら・・・
ワインを楽しんでいる方もいましたよ、オペラハウスの雰囲気とバッチリ合っててこれまたステキでした。
男性と一緒に行って、こんなところでワインふるまわれたら・・・落ちちゃいますよね。
そんなわけで、ショーの開園時間より少し早めに訪れて、オペラハウスの中をゆっくり堪能されることをおすすめします。
開演15分ほど前に劇場への扉が開かれるので、中へと進みます。
天井ふくめ、ゴージャスな内装でテンションあがってきますね。
オペラハウスの会場は2階席もあるものの、思ったよりかなりこじんまり。
収容人数は500名程度。
この座席数だと混み合う時期はすぐ満席になりそうですね。
舞台自体もそこまで大きくないので、後ろの方の席はちょっと見づらいかも。
ついに始まります!
なお、公演中の撮影は禁止。
カゴやら竹やらを使った、ベトナムらしさをふんだんに盛り込んだショーでした。
むしろ、カゴやら竹やら以外は使ってなかった気さえします。
出典:AO SHOW公式サイト
サーカス的な出し物や、コミカルな芝居も途中ではさみつつ、あっという間の60分間。
最後は、ロビーにいるキャストと記念撮影したりしながら、ライトアップされて一層美しくなったオペラハウスを後にしました。
ただね・・・正直いうと、ショーの内容は前評判ほどではなかった!
一つアドバイスするとすれば、思ったより小さな舞台だったので、前の方の席で見るとまた印象が変わるのかも。
リアルな表情や筋肉の動きがしっかり見られる席なら、もっと楽しめたかもしれません。
わたしと子供が同意見だったのは、特にアクロバティックさに関しては?だったね、という点。
どうやら同じ劇団で、AO SHOW/アオショー以外のショーも増やしているらしく、海外公演も積極的にやっているらしく、そのせいかはわからないけど、どうも今回見たAO SHOW/アオショーに出ていたキャストのレベルが微妙。
途中で失敗もかなりあったし・・・
写真で見た「大きなカゴの上で、みんな倒立」っていう演目なかったし・・・
サーカス的な完成度はイマイチでした(=_=)
もちろん、ベトナム文化を表現するショー、という面では充分楽しめる内容になってますが、我が家は「アクロバティックさ」をこのAO SHOW/アオショーに求めていたので、そこがはまらなかったんだと思います。
事実、欧米系は「ファンタスティーック!」とまぁまぁ喜んでました。
一方、アジア系(韓国・中国人)は「ふ~ん」みたいな反応。
だよね、上海雑技団とかレベルの高い技、見慣れてるもんね(;´∀`)
料金が倍ぐらい違いますが、やっぱりマカオの「水舞間」レベルを見てしまうと、どうしても物足りなく感じますね。
素直な感想として、「できればベストのキャストが揃った状態で見てみたい」、「他のショーを見てみたい」と思いました!
次回は、同じくオペラハウスで公演されている「TEH DAR」か「THE MIST」狙いで行きたいです。
まとめ
かなり辛口な評価になってしまいましたが、まとめると、
- ベトナム、ホーチミンの歴史的建造物オペラハウスの中に入れる
- そんなオペラハウスでベトナム文化を表現したショーを鑑賞できる
という「オペラハウス」ありきのスタンスでこのAO SHOW/アオショーを楽しむべきですね(笑)
開演前のお茶サービスなど、憧れのオペラハウスでステキな時間を過ごせたので、そういう意味でいうと、一度は体験しておいてもいいかな、という内容でした。
その土地ならではのエンターテイメントを旅のスケジュールに組み入れると、楽しさがグッと増すので、その選択肢の一つとしてはありですね。
ついでに、ショーの鑑賞前か後に、オペラハウスのすぐ横にあるパークハイアットサイゴン1階の落ち着いたバー「2Lam Son」で一杯いただくのもおすすめです。
17時~20時まではハッピーアワーで、カクテル類が50%オフとかなりお得!
ショーとセットで素敵なホーチミンの夜を楽しめます。
ではでは、Have a nice trip!
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