こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
さて、つい先日訪れた台中では、コンビニのセブンイレブンにあるATMを利用してセディナカードで海外キャッシングしてみましたので、その操作方法をご紹介します。
操作はシンプルで、慣れればものの1分程度で現金を引き出すことができるので是非覚えてください。
また、今回はATMを使った際に「手数料がかかる」旨の表示がされたのですが、果たして実際に手数料がかかったのかどうかもあわせて検証します。
利用したコンビニとATM
今回は、セブンイレブンにある中国信託銀行のATMを利用しました。
尚、セブンイレブンは台湾全土に5,000店舗以上あり、シェア№1なので一番見つけやすいと思います。
ネット上の情報だと、ファミマのATMだと失敗率が高い、という声も上がっているようですが未検証・・・
海外キャッシングするための事前準備
- 海外キャッシングが可能なカードを準備する
- 暗証番号(PINコード)4桁を確認しておく
手順① ATMにカードを入れる
画面操作は何もせず、まず差し込み口にカードを入れてください。
ATMの機種によって若干、カード差し込み口が異なります。
この時点で、画面表示を見渡して「日本語」や「ENGLISH」表記できるボタンがあれば、押すとその表記になりますよ。
手順② キャッシングボタンをタッチする
画面の「Withdrawal&Cash Advance」をタッチ。
Withdrawal=「引き出し」です。
手順③ 暗証番号(PINコード)を入力する
4桁の暗唱番号を入力してENTERボタン(だいたい緑色)を押下。
まれに6桁を求められた場合は、最初に「00」をつけ足してください。
手順④ 驚愕Σ(・□・;)「手数料かかります」の表示が!
セブンイレブンにある中国信託銀行のATMでは、手数料100元(約400円)かかる旨の表示があらわれました。
手数料、高っ!マジでっ!?
でも大丈夫、決してビビらないように。
結論からいうとセディナカード等のメジャーなクレジットカードを使えば大抵の場合手数料はかからないので、右にある「取消」ボタンと反対の、左にあるボタン「(漢字不明)continue」を押下。
手順⑤ 金額を入力する
クイック引き出しの表示金額ボタンを押してもいいですし、右のボックスに直接引き出したい金額を入力してもOKです。
尚、だいたいのATMが上限20,000元まででした。
手順⑥ 現金を受け取る
現金が出てきますので抜き取ります。
手順⑦ 明細の要・不要を選択する
明細(レシート)が必要か尋ねてきますので、要・不要を選んでください。
手順⑧ カードを抜き取る
絶対忘れないように!
1分ぐらいで抜き取らなかったら、ATM機械に吸い込まれます・・・
現地ATM利用手数料はかかったのか?
結論からいうと、100元の現地ATM手数料はかかっていませんでした(∩´∀`)∩
後日、セディナカードのオンライン明細を確認しましたが、手数料の請求自体がされていなかったです。
さらに、キャッシングの返済額から利息を引いて電卓をたたいてみましたが、ほぼ当日適正レートでした。
つまり、返済額に手数料分の上乗せもされていません。
他のブログを見ていると「コンビニキャッシングで『手数料がかかります』の表示が出た時には、手数料がかかります」と記載している内容が多いですが間違いです。
なぜなら、「海外キャッシング」については日本の貸金業法・利息制限法が適用され、カード会社は決められた利息とATM手数料しか取れないからです( ー`дー´)キリッ
ATM手数料の上限は下記のように決められています。
(税抜) | 1万円迄/回 | 1万円超/回 |
ATM手数料 | 100円 | 200円 |
詳しく知りたい方はこちらを参照⇒JACCS貸金業法等の改正に伴うキャッシング利用の対応内容変更について
つまり、カード会社が設定している海外ATM利用手数料(上限は上記参照)はかかりますが、現地でATMを操作した際に表示される現地利用ATM手数料はかかりません。
(ちなみに、一部のカード会社は海外ATM利用手数料も無料に設定しています。)
海外ATM利用手数料:カード会社が請求するATM利用手数料
現地ATM利用手数料:現地のATM設置事業者が請求するATM利用手数料
もちろん、最初にも言いましたが、借入金額に現地ATM手数料が上乗せされて(含まれて)いることもありません。
では、「自分がその手数料払わなくていいのはわかったけど、いったいだれがその現地ATM利用手数料を負担してんの?それとも、そもそも払わなくていいものなの?」
というところですが、なんと現地ATM利用手数料(今回の場合は100元)は、そのカード会社が肩代わりして支払っていることになります。
神対応( ゚Д゚)!
この点は、セディナカードのデスクに電話して確認済み。
これは日本の貸金業法・利息制限法が適用されるどのカード会社にもあてはまります。
わたしが払った利息の額を考えると、実質セディナさん、損ですよね。
利息20円ぐらいのために、400円弱の手数料肩代わりって・・・ありがとうセディナ、ありがとう・・・
補足ですが、セディナカードは海外ATM手数料も無料であることを公言しています。
ということは、他の多くのカード会社が設定している海外ATM手数料もかからない、利息以外負担するものがない、という海外旅行者にとっては大変ありがたいカードになりますね。
海外キャッシングするならおすすめのカードです。
わたしが持っているセディナゴールドカードのメリット等はこちら
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まとめ
台湾のコンビニATMでは、他のATMに比べて「Credit Account」を選ぶ操作もなかったので、手順が少なくて一瞬「え?」と思いましたが、問題なくキャッシングできてました。
現地についてからわざわざ両替所を探さなくてもいいですし、深夜に着いた時もコンビニなら24時間空いているので、まだキャッシングしたことない方は是非トライしてください。
楽チンすぎて、やめられなくなりますよw
台湾はコンビニも多く、ATMによっては日本語表示もできてハードルが低いので、キャッシングデビューにはおすすめの旅行先です。
今回検証したように、現地のATM利用時に表示される手数料は、台湾に限らずかかりませんのでご安心を。
キャッシング後は、繰り上げ返済を忘れないようにしてくださいね。
では、Have a nice trip!
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コメント
こんにちは。こちらの記事を拝見し、先日台北へ旅行した際にエムアイカードを使って中国信託銀行のATMでキャッシングをしたのですが、借入額に100元加算して請求されておりました。
初日にバンクオブタイワンのATMでキャッシングした分には何も加算がなかったので、中国信託銀行はATM利用手数料としてしっかり請求があるものと思います。
セディナカードは請求がないのかもしれませんが、カード会社によってはその限りではないようですので、ご参考まで……。
こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。
エムアイカードはそうなんですね。確かに公式サイトにその文言がかかれています。
https://www2.micard.co.jp/campaign/190626kaigaics.html
基本、日本の貸金業法が適用される会社の「クレジットカード」(デビットカード等ではダメ)での「海外キャッシング」時には、徴収できる利息と手数料の制限がかかるので現地ATM利用手数料がかからないのが多いのですが、レアですね。
一度、どういった理由で現地ATM利用料がかかるのか問い合わされるのが確実かと思います。
楽天カード、セディナカードに問い合わせた場合には、「現地ATM利用手数料を加算して請求することはない」と明言されていました。
ちなみに、セディナカードでも即時のキャッシング金額反映には現地ATM利用手数料がなぜか含まれていますが、実際に返済する際の確定請求額には含まれていません。
わたしのほうでも全カード会社の手数料徴収状況を確認しているわけではないので、誤解を与えてしまったのなら申し訳ありません。