わたしが利用するペナンのローカル市場まとめ【ジョージタウン~タンジュンブンガ】

ペナン移住生活

こんにちは、ペナンに親子留学中のちはりんです。

さて、ペナンに移住してから早や半年もすぎると、毎日がまぁまぁルーティン化しています。

このあたりで生活に必要な情報を整理しておこう!というわけで、

第一弾は、通称「ウェットマーケット」と呼ばれるローカルな市場@ペナンのご紹介

マレーシア、ペナン移住を考えている方にとっては気になる生活の基盤情報ですので、参考にしていただければ幸いです。



ローカル市場/ウェットマーケットとは?

マレーシアで生活するうえで避けては通れない「野菜やお肉・魚などの食材はどこで手に入れるのか」という問題。

答えはスーパーマーケットかローカル市場です。

とはいえ、マレーシアのスーパーマーケットクオリティは日本に比べるとまだまだ低く、安易に利用すると痛い目にあいます。

日によって鮮度にばらつきがありすぎるんだyo!

「生鮮管理」という言葉をおしえてやりたい・・・

最近ではクオリティの高い生鮮商品を扱うオシャレ&ハイソな高級スーパーもできてはきましたが、高価ゆえ毎日使いはちょっとしんどいな、というのが正直なところ。

となると、新鮮かつリーズナボーなローカル御用達の市場にかなうものはないでしょう。

ローカル市場は、生鮮食品を取り扱っているため床が濡れていることが多いので、ウェットマーケットと呼ばれています。

ローカル市場の特徴をまとめます。

  • 見た感じ、ばっちぃ目(潔癖症の人にはきつい)
  • 野菜・フルーツは新鮮だがスーパーより割高なことも
  • 肉・魚類はスーパーより安いことが多い
  • 肉・魚類の衛生面がちょっと不安
    • 基本、常温、そのまま放置(のためハエがたかる)
  • 値段表示がはっきりされていない場合もある
  • 100g単位ぐらいで好きな量を買える
  • ・・・歩いてるだけでなんか楽しい

日本のスーパーに慣れていると、どうしても衛生面が気になるところですが・・・

日本の有名店のシェフが言ってるように、塊肉って半日ぐらい常温においてても全然大丈夫なんだって(=゚ω゚)ノ

だから、意外と大丈夫よ、安心して!(←無責任発言)

ちなみにローカル市場は基本、日の出からオープンし、午前中には店じまいしてしまうところがほとんど。

新鮮な食材を確実に手に入れたいなら、9時頃までには着いておきたいところですね。

なお、昼から開きだす市場もあるので、お寝坊さんはそちらへGO!

気になる価格帯は、おおよそ下記を目安に。

  • 鶏肉:モモ⇒15RM/㎏
  • 豚肉:バラ・肩ロース・ヒレ⇒20RM/kg
  • 加工肉系:焼肉・チャーシュー⇒50~60RM/kg
  • 野菜:葉物・オクラ・いんげん・ナス⇒6~10RM/㎏
  • 果物:パパイヤ・すいか⇒2~4RM/㎏、マンゴー⇒6~10RM
  • 玉子:4~5RM/10個

Mount Erskine Market/丘の上のマーケット

タンジュントコンの山手に向かった方面にある、ドローカルな市場。

もう少し奥にいくと高層コンドが立ち並んでいるエリア。

いまだにこのマーケットの名前、というかこのエリア「Erskine」の読み方がよくわかってないんですけど、「アースキン」か「エルスキン」ですかね。

通称「丘の上のマーケット」です。

この市場をまとめるとこんな感じ。

  • 規模は小さめだが、意外となんでもそろう
  • 見た感じの清潔感が低め
  • ローカルプライスで全体的に安め
  • 中華系がよく買いに来る
  • 常設ではない出店のフルーツ屋が安い
  • ホーカーがにぎわっている
  • 店じまいが早め(10時ごろまで)

自宅から徒歩20分程度の場所にあるので、わたしが一番よく利用する市場です。

フルーツ、野菜、豚肉・鶏肉、焼き豚などを調達することが多いですね。

曜日によってお休みの店舗が変わります。

豚肉屋さんは月曜日をお休みにしていることが多いみたい。

最近人だかりができているたまご屋さんを利用したら、地鶏たまご、おいてました!

見た目は小汚く、ぎゅっと詰まった雑多な市場のわりに、そんなに品質は悪くないな、というのが実感。

ローカルの中華系で毎朝にぎわっていることからもわかるとおり、お値段も安めです。

早朝は地元民でごったがえしているので、初心者にはなかなかハードルが高いかもですが、ものは試しでゴリゴリ入っていっちゃいましょう。

地域柄だいたい、中国語でやりとりされます!

個人的なお気に入りは常設ではない果物屋台

季節ものを取り扱っているので、かなりお安め。

併設されたホーカー(これまた汚なめ)も、こじんまりしている割に充実していて、買い物後にここで朝食を済ませてしまうことも多々。

おすすめはちっちゃいおじいちゃんが、チャッチャと作ってくれる豚ミンチ団子&魚肉団子入りのクイティアウ。

米麺スープが胃にやさしく、飲みすぎた翌日の朝ごはんとしてはパーフェクト!

豚ミンチが全く臭みなく(常温でおいてるのに!)、あらびきでおいしいんですよ。

ただスープの塩分量が日によって変わるのはご愛敬。

ここの市場は比較的早めに店じまいする店舗が多いので、9時までにはいきたいところ。

以前10時ごろ訪れたら、ホーカーも市場もガラガラでした。

場所・行き方

ジョージタウンからGrabで15分、10RM程度。

バスなら104、CAT5、少し歩くけど101、102でも行けます。

Tangjung Bunga Market/タンジュンブンガマーケット

タンジュンブンガの大通りから少し入ったところにある市場。

もう少し奥にいくと、インター校プリンスオブウェールズのプライマリーがあるところです。

この市場をまとめるとこんな感じ。

  • 建物がきちんしていて、ローカル市場の中では清潔感が高め
  • 近所の人や外国人の長期滞在者が利用している(英語・日本語対応可)
  • 全体的にそんなに安くない
  • 卵の質が良い(らしい)
  • 果物屋さんの陳列がきれい(しかし割高)
  • 併設ホーカーが区画整理されていてきれい
  • 季節ごとにフルーツの出店が来る
  • 火曜日の夜だけナイトマーケットが開かれる
  • 比較的遅くまで開いている(お昼ごろまで)
自宅から自転車で15分爆走すると、このマーケットにたどり着きます。

最近はあんまり利用することがなくなったんですが、マーケット近くの牛肉屋に行くがてらぶらっと覗くことが多いです。

天井の高い立派な建物の中に、そんなに数は多くないですが必要最低限のお店がそろっている感じ。

全体的に店も人もごちゃごちゃしていなくて、のんびりした雰囲気で初心者でも行きやすいかと。

お店の人も、近所に住む外国人長期滞在者の利用が多いためか、丁寧に野菜の説明をしてくれたり、もたもたしていても優しく対応してくれます。

奥の方にある果物屋さんがやけに立派。

いろんな市場の卵を試した友人いわく、タンジュンブンガマーケットの卵が一番よかったそうです。

個人的には、手前の方にあるココナッツ専門店がいつもにぎわっていて気になるところ。

お気に入りポイントは、市場に入る手前にあるトラックで売りに来ている植物屋さん。

センス良しなグリーンがいちいちかわいくて、見ているだけでも楽しいです。

ホーカーはかなり清潔に区画整理されていて、初心者でもOKレベル。

子供はここのフレッシュヘルシージュース屋さんがお気に入りです。

火曜日の夜だけナイトマーケットが開かれ、いろんな国(最近は台湾寄り)の屋台料理が味わえるのでおすすめ。

場所・行き方

ジョージタウンからGrabで20分、15RM程度。

バスなら101、102、104を利用。

Pulau Tikus Market/プラウティクスマーケット

ガー二ーからほど近い場所にあるマーケット。

この市場をまとめるとこんな感じ。

  • ぼろい建物内にぎゅっと詰まった市場
  • 清潔感は低め
  • 近所の人や外国人観光客がよく利用(英語・日本語対応可)
  • 観光客が多いためかそんなに安くない
  • 肉類は新鮮、魚も新鮮(らしい)
  • お昼ごろまで開いている
観光客慣れしていて、歩いていると日本語での呼び込みがまぁまぁうっとおしくて、ほぼ行かなくなりました(笑)

とはいえ、いろんな人の話を聞くと、豚肉・鶏肉の質は良いそうで、日本食メニューに適した部位を「日本語で」教えてくれたりする(生姜焼きなら肩ロース、など)ので初心者にはありがたいかも。

ざっと見た感じ、果物はなかなか割高でした。

一度、葉物の野菜を値段確認せず、いつも行く丘の上のマーケットと同じ感覚で買ってみたところ、倍ぐらいしました(爆)

市場建物から出た小道にも露店が並んでいるので、そのあたりもチェックすると楽しいです。

裏手の筋まで出ると、こだわりのありそうな黒豆豆乳が売っていたり、安価な食器店があったりします。

ジョージタウン~ガー二―あたりに滞在している観光客の方にとっては比較的行きやすい場所にあるので、マレーシアのローカル市場をのぞいてみたいなら一度足を運んでみてください。

場所・行き方

ジョージタウンからGrabで10分、7RM程度。

バスなら103、CAT5を利用。

Chowrasta Market/チョウラスタマーケット

ジョージタウンのど真ん中にあるマーケット。

この市場をまとめるとこんな感じ。

  • 観光地ど真ん中にある市場
  • 最近タテモノ(3階建て)が新築されてそこそこ清潔
  • 近所の人や外国人観光客が利用
  • 立地の割にそんなに高くない
  • マトン売り場が充実
  • 昼までには店じまいする
タンジュントコンに住んでいる身としては、わざわざ街中にあるこの市場にいくこともないんですけど、ジョージタウン街歩きの起点にもなるので、たま~に冷やかしに行きます。

噂によると豚肉が他の市場の1割安ぐらいだとか。

この前訪れたときはお昼12時前で、生鮮売り場はほぼ店じまい、マトン売り場だけはしっかりひらいていました。

しかも3店舗ぐらい。

・・・多くない?

市場の2階には、おみやげ物にもできそうな服屋さんやかばん屋さんがあります。

市場自体はそんなに大きくないですが、周りの通りにもカットフルーツが買える果物商店などが並んでいるので、観光・土産物選びとセットで行くのがいいですね。

場所・行き方

ジョージタウンなら徒歩圏内。

Cecil Street Market/セシルマーケット

ジョージタウン、コムターから徒歩10分ほど南下した場所にあるマーケット。

この市場をまとめるとこんな感じ。

  • 巨大な建物にたくさんの店舗が入ったマーケット
  • 清潔感は中レベル
  • ローカル御用達
  • 全体的に安め
  • 海鮮が新鮮で種類も豊富
  • 肉類・野菜類も充実
  • 果物屋は充実度がイマイチ
  • 併設ホーカーも巨大で名店が多い
  • 昼から開きだす(ピークは2時~5時頃)
個人的にこのマーケットが一番好きです。

まずね・・・名前がなんかかっこいい!

「セシル」て!

ファイナルファンタジー好きにはたまりません。

ここの特徴はなんといっても、お昼から開きだすこと。

朝が弱いのんびり派にとってはかなりありがたいですね。

建物は簡素ながらもどーんと大きいので、開放感があります。

チャーシュー屋さんだけでも5店舗ぐらい、海鮮屋さんは10店舗ぐらい、と、どのジャンルの店舗も複数並んでいるので、お気に入りのお店を見つけることが楽しくなるマーケットです。

おすすめは、魚介類!

スーパーでお目にかかれない新鮮さと種類の多さ。

珍しくタコもおいてあったので、タコ焼きパーティーを開く予定の方は一度足を運んでみてください。

ちなみに、わたしのお気に入りは、市場を北に出て(出るんかーい!)すぐ右手にある路上の魚屋さんの巨大エビ!

かなりハイレベルのエビに出会えます(お値段もハイレベルだけど)。

500g=40RMで巨大なエビが8匹ぐらい。

このレベルのエビは、生け簀のある海鮮中華屋でもなかなかお目にかかれないと思います。

セシルマーケットを訪れたらセットで是非(とはいえ、入荷次第でない場合もある)!

それから、セシルマーケットではずせないのが地鶏の卵(kampong)、10個で5RMぐらいですね。

こぶりながらも殻がしっかりしてました。

さらに一番奥にある豚肉屋のレベルも高かったです。

ハゲのお兄さんと、キレイな顔立ちの男性かと見間違うようなお姉さんが切り盛りしているお店。

肩ロースが柔らかくて、生姜焼き・トンカツにするならおすすめ。

八百屋さんも店舗数が多く、置いている野菜の種類が豊富、新鮮、お値段もリーズナブル。

セシルマーケットのもうひとつの名物が、横の巨大ホーカー。

ありとあらゆる屋台飯がそろっています。

ここのホーカーは名店が多いのか、マレーシア人の観光客が結構訪れています。

たいていここのニョニャクエ(お菓子)屋さんでおやつを数種類買って、セシルマーケットの買い物を〆ます。

子供はここのおこわが大好物!

ジョージタウンからもほど近いので、観光客でも行きやすいです。

場所・行き方

ジョージタウンのコムターから徒歩10分程度。

Lorong Kulit Market/ロロンクリットマーケット

ちょっと辺鄙な場所にある、ガラクタ的なものと果物が豊富なマーケット。

通称「泥棒市」。

この市場をまとめるとこんな感じ。

  • 駐車場みたいな場所に各店舗がテントを張ってる
  • ガラクタ系と果物のみ
  • 果物は種類が豊富で安め
  • 果物屋は13時ごろまで

自宅からチャリをかっとばして30分ぐらいの、エクササイズにちょうど良い距離。

たまに果物の旬具合を確かめにふらりと訪れます。

「フリーマーケット」とか素敵な呼ばれ方をしたりもしていますが、並んでいるのはほぼガラクタです(笑)

ただ果物の種類がかなり豊富で、お値段もお安め。

お店によっては試食をさせてくれるところも。

特にマンゴーの種類が多く、輸入品も取り扱っています。

注意点としては、輸入ものの果物(プラムとか)は、傷んでいるもの(その分お安い)もあるのでよく吟味して買いましょう。

場所・行き方

ジョージタウンからGrabで10分、7RM程度。

バスならコムターから102、304など。

まとめ

というわけで、ペナンのジョージタウン近辺に在住なら押さえておきたいローカルマーケットをご紹介しました。

豚肉ならあそこ、たまごならここ、というこだわりやおすすめはあると思うんですが、結局のところ、自分の住んでいるとこに近いマーケットを利用するようになりますね(=゚ω゚)ノ

移住当初こそ、物珍しさでいろんなマーケットに足を運びましたが、丘の上のマーケットで何でも手に入るってことがわかってからは、そこ一辺倒。

さらにいうと、徒歩5分のテスコ(スーパー)でだいたい調達できるんでね、そこで手に入りにくいもの(新鮮な葉物とか、割安な豚肉)をゲットしたいときに利用するぐらい。

とはいえ、もともとローカルマーケットをぶらぶらするのが好きなので、最低週に1回はパトロール(何の?)がてら行ってます。

毎回ちょっとした新しい発見があって、ローカルマーケットって、行ってみると絶対楽しいんですよね。

ほかの東南アジア圏のローカル市場と比べると、ペナンの市場はのんびりしているので、言葉が通じなくても、買い物方法がよくわからなくても、お店の人が怒ったりすることはありませんので、安心してトライしてみてください。

ペナン移住生活の参考になれば嬉しいです。

スマ留

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コメント

  1. 高橋 より:

    楽しく読ませていただきました。

    お礼に、エアアジアが今月7日まで499リンギで発売している乗り放題パス「AirAsia Unlimited pass」を紹介します。

    このパスを購入すると、KLまたはバンコクと、日韓台印豪の都市を結ぶ路線が1年間も乗り放題(諸税のみ必要、数千円程度)なので、超お得です。

    もちろん、全ての便が乗り放題になるわけではなく、
    購入して調べてみたところ、最低運賃が約1万円以内の便は、乗り放題になるようです。

    多くの方がブログなどで記事にしていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

    • 管理人 より:

      高橋様

      こんにちは!

      このパス、気になっているところでした。
      コロナ対策の当面資金調達のニオイがプンプンしますが、とはいえ断然お得ですよねー!
      行先が限られているのがネック(でもハワイもいけるそうでw)ですけど、とりあえずゲットしてみます。
      情報ありがとうございます!

  2. 高橋 より:

    残念ながら、ハワイには行けません。

    行けるのは、日韓台印豪なので、ゴールドコーストや沖縄で我慢してくださいw

  3. 高橋 より:

    行けるのは、日韓中印豪ですね。

    中国本土には行きたくないので、勝手に脳内変換していました・・・

    • 管理人 より:

      確かに中国本土は避けたいですもんね(笑)
      どなたかのブログで
      [ハワイもいける!]とあったので興奮してしまいました( ̄▽ ̄)
      なんだ、行けないのか、、、D7路線なのにな、、、😭

      個人的には台湾とオーストラリアが熱そうです!

      気軽に旅ができますねー楽しみです(*’∇’*)ワクワク