こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
さて、度々お伝えしている通り、小学校5年生になる子供がマレーシア、ペナンのインターナショナルスクールへ通うことになりました。
ええ、(お金さえ払えば)意外と簡単に( `ー´)ノ
「まぁなんとかなるかなー」と流れに身を任せる感じで、いつもあまり準備をしないタイプ(旅行のパッキングはいつも前夜)なのですが、今回頑張るのはあくまで子供。
わたしじゃない(←ここ重要)。
そこで、子供を応援する意味を込めて、母親であるわたしもちょっと頑張ってみました。
慣れない海外での学校生活を始める子供が、少しでも快適に過ごせるようなものを買い揃えてみようと、夜な夜なネットサーフィン&ショッピングを始めたのです。
今回は、インターナショナルスクール留学にあたって、便利すぎる電子辞書を購入してみたので、その選び方を参考にしていただけると幸いです。
電子辞書の必要性
ノンネイティブが海外の学校で勉強する上で、英和・和英等の辞書的なものが必要であることは言うまでもありません。
紙の辞書は・・・重すぎ&調べるのに時間がかかるので論外です。
今の時代、スマホの翻訳機能が高性能だし、わざわざ電子辞書っているかなぁ?と初めは懐疑的だったんですが、スマホ使用不可、場合によっては持込不可のインターナショナルスクールもあります。
ちなみに、息子が通っているインターナショナルスクールのプライマリー・セコンダリ―では使用不可。持込は微妙なライン。
というわけで、電子辞書を持たせた方がよさそう、という結論に。
⇒後日、盗難のリスクを考えて、当分学校には持って行かないことにしました。
口コミを見てみると「電子辞書、便利!」となかなか高評価なので期待が高まります。
どんな電子辞書を選べばいいの?
まずは、「電子辞書に何を求めるのか」はっきりさせておくほうがいいですね。
我が家が電子辞書を購入する目的、プライオリティは以下の通り。
- 英語の辞書機能
- 英語・中国語・マレーシア語の会話学習
- その他学習コンテンツ
あまりコンテンツが多すぎても使いこなせないのが目に見えているので、上記の目的が達成できて、かつなるべく価格が安いものを探すことに。
わたしがアメリカに留学した20年ほど前にはカシオのショッボいタイプしかなかったんですけど、今やすごい種類の電子辞書が世に出回ってるんですね。
各メーカー、メーカーの中での各ラインナップ、もう何がなんやらさっぱりわかりません。
さらに電子辞書に詰め込まれているコンテンツなんて、制覇できないぐらい膨大な数。
各機種のスペックの違いを事細かに確認したところで、はっきりいってピンときません。
「で結局、留学生活をおくる上でどのあたりのを選んでおけば、金銭的・性能的にちょうどいいのかな?」
ということが知りたいんですよね。
とりあえず、そんな時は口コミと人気ランキング確認です。
なるほど、電子辞書の2トップメーカーは「カシオ」と「シャープ」ですね。
所有割合的には7:3ぐらいでしょうか。
電子辞書のニーズが高いのは高校生が使用するもののようですね。
最近CMでもチラホラみかけます。
我が家の息子は日本でいえば小学5年生ですが、マレーシアのイギリス式インターナショナルスクールでは次の9月からYear7(セコンドリー、中学1年生)になります。
レベルがそこそこのインターナショナルスクールのセコンドリーに入学し、英語の補修なく授業についていこうとすると、英検1級レベルの英語力が必要だそう。
とするならば、電子辞書も小学生用ではなく、英検1級レベルを目指せる高校生用のものが良いのでは、と判断しました。
小学生用のものはやはり情報量が少ない印象。
候補に上がったのは高校生モデルの「カシオ エクスワード XD-Z4800」「シャープ Brain PW SH-5」の2つです。
電子辞書を割安に購入するポイント
最新のものは割高なので、特に大幅なアップグレードがなければ、最新版が出て割安になった型落ちを狙うのがポイント。
例年、年明けの1月頃に最新版が発売されます。
2018年と2019年にはそこまで大きな違いは見られなかったので、2018年発売のもので比較します。
カシオ エクスワード XD-Z4800
価格
20,000円前後(2019年4月時点)
発売年によって4800の前が「SR」や「Z」にかわります。
「SH」は2019年最新のもの、「Z」は2018年発売の型落ちのもの。ちなみに4900シリーズは難関大学受験を目指す用です。
シェア
シェアは7割程度で圧倒的。
電子辞書界では老舗のカシオ、安定感があります。
コンテンツ
英語関係の収録辞書は英和・和英・英英(ジーニアス、オックスフォード、ロングマン他)、10種と十分。
TOEIC・TOEFL・英検(3級~1級まで)の問題集も十分な数が入っているので実力トレーニング可。
もちろんリスニング・発音チェックができる英語トレーニングあり。
さらに、英文法の参考書、キクタン・出る準パス単、NHKラジオ講座、一人歩きの会話集、などなど。
このあたりのコンテンツラインナップは各メーカーの違いが出てきますね。
ちなみにこの一人歩きの会話集、各国揃っておりまして、マレーシア語もあります。
子供が大好きなリトルチャロの動画も入っています。
高校生で習う各科目の学習コンテンツも豊富です。(残念ながらこちらは小学生の息子にはハードルが高すぎた・・・)
その他、百科事典的なものや文学も。
収録コンテンツ数は209、詳しいコンテンツ内容は↓
使いやすさ
出典:カシオ公式サイト
キーボードも大き目ですし、画面もそこそこキレイです。
ただ、画面は圧倒的にシャープが美しいですね。
辞書の説明書きは明朝体なのは、個人的にはちょっと気にいらない点です。
電源は、単3乾電池2本(約180時間程度、エネループ・エボルタ対応)、かUSB給電(USB-ACアダプタ別売り)となっています。
シャープ Brain PW SH-5
価格
18,000円前後(2019年4月時点)
こちらも発売年によって、SHのあとの数字が変わります。
2019年最新のものが「6」、2018年発売の型落ちのものが「5」。
コンテンツ
基本はカシオとラインナップはほぼかわりませんが、細かい部分でボリュームが少ない印象です。
英語関係の収録辞書は英和・和英・英英(ジーニアス、オックスフォード、ロングマン他)、10種と十分。
TOEIC・TOEFL・英検(5級~1級まで)の問題集も十分な数が入っているので実力トレーニング可。
シャープにももちろん、リスニング・発音チェックができる英語トレーニングあり。
英文法の参考書、キクタン・出る準パス単、NHKラジオ講座、などなど。
子供が大好きなリトルチャロの動画も入っていますが、これはカシオに比べると収録本数が少ないです。
高校生で習う各科目の学習コンテンツも、カシオと同じように入っています。
その他、百科事典的なものやマナー系のコンテンツも。
収録コンテンツ数は245、詳しいコンテンツ内容は↓
使いやすさ
出典:シャープ公式サイト
好みの問題ですが、見た目や操作性はシャープが気にいりました。
キーボードは大き目、なにより液晶がキレイ。さすがのシャープ。
トップ画面のレイアウト一つとっても、子供の興味をひくようなワクワク感があります。
辞書の説明書きはゴシック体というのも見やすいです。
また画面をくるっと360度折り返して、片手で持てるのはシャープの特徴です。
乗りものなどで利用する場合は便利ですね。
電源は、内臓充電池(約120時間、USB-ACアダプタ付属)。
カシオ・シャープどちらの電子辞書がおすすめ?
結論からいうと、どちらも十分に高機能・多コンテンツですので、どちらでもいいです。
価格面からいうと3,000円程度シャープの方が安いのは大きなポイント。
印象としては、シャープはより実践的コンテンツが多い、カシオは情報コンテンツ量がしっかりしている、という感じですね。
ちなみに、わたしは初めて購入するもので、そこまでこだわりがないものついては、長きに巻かれてみるタイプなので、「カシオ エクスワード XD-Z4800」にしておきました。
シェアが高いものは、わからないことがあったときに何かとネットで得られる情報が多いからです。
実際に使ってみて、もっとこうだったらいいのに、という点が出てくれば次回買い替える際にそれを満たすような電子辞書を探すつもり。
3~4年もってくれればいいかな、と考えています。
電子辞書をインターナショナルスクールで利用する上での注意点
この電子辞書、実は、インターナショナルスクールでの盗難率が高いそうです。
まぁまぁお値段するので、速攻で盗まれたりしたら悲しすぎる(;´Д`)
⇒後日、子供の話によると学校で電子辞書を使う場面は多くなかったとのことだったので、盗難のリスクを考えて学校には当分持っていかないことにしました。自宅学習時に活用します。
インターナショナルスクールでは、昼食やスナックを購入するためにお金を持参していることもあり、すべてにおいて自己責任で所有物を管理する、という意識(を刷り込ませること)が必要です。
また、あらかじめ学校の授業に持ち込んでよいか聞いておく方がいいでしょう。
当然のことですがテスト時には使用不可です。
まとめ
英単語力の低い小学生の子供には、インターナショナルスクールで目に入ってくるのはわからない言葉だらけのはず。
わたしも留学中そうでしたが、答えは簡単なのに問題文の意味がわからない、とか日常茶飯事でストレスフルでした。
わからない単語がでてきた時に、その場ですぐに調べることができる電子辞書は必須だと感じます。
子供の「わからないことだらけのストレス」軽減のために持たせておくと、親としてはちょっと安心。
英語のインプット教材としてもよくできていますし、使いこなせれば2万円の価値があります。
なお、どちらの電子辞書も300g以下の重さで持ち運びの負担になりません。
早速「カシオ エクスワード XD-Z4800」を使い始めている息子ですが、リトルチャロ100話、見終わりました(笑)
目下の不安は、多機能すぎてすべての機能を使いこなせるかどうか。
必要なもの・できそうなものから使い始めてみます。
子供用に買ったものの、「一人歩きの会話集」を使ってわたしもマレーシア語・中国語を勉強中。
語学は特に実践が大事。早速、市場へ出かけてやりとりを楽しんでみまーす!
親子留学を前向きに検討されている方の参考になれば幸いです。
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