こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
自由気ままに旅しているわたしですが、子連れ旅を楽しむために心掛けていることが、一応ありまして・・・
それは、
子供が楽しめるスポットを随所に入れておく
ということ。
やっぱり子供が食いつくもの・場所と大人のそれとは、かなり違うんですよね(;´∀`)
ほっておけばついつい「食」「癒し」に走ってしまうわたしは、自分一人ではあんまり行かないような遊園地や公園、科学館、アートスポットを組み入れるようにしています。
これがですね、大人のわたしでも楽しいことが多く、毎回新たな発見があるんですよ!
今回は大人も子供もワクワクする場所、台中随一のアートスポットである「彩虹眷村(レインボービレッジ)」で我が家が受けた衝撃をお届けします。
彩虹眷村(レインボービレッジ)の場所・詳しい行き方
残念ながら、この村は台中駅からちょっと遠いんです。
台湾鐡道の最寄駅でいうと台中駅から3駅の新烏日駅。
電車+バスでも行けますが、台中駅からスムーズに行く方法としてはバスか、時間のない人はタクシーまたはUBER(250~300元)をお勧めします。
乗り継ぎ無しで台中駅周辺から行けるバスは27番か56番。
尚、台中でバスを利用する場合は、悠遊カードを必ず手に入れておきましょう。
10㎞まで無料になるので、今回の彩虹眷村(レインボービレッジ)に行く場合は、27番バスなら台中駅から13元、56番バスなら干城駅から5元程度で行けるはずです。
悠遊カードの手に入れ方等詳細はこちら
バス利用する場合はこのアプリを入れておくと、時刻表、バスの現在地などがわかって便利。
台灣公車通 (台北/桃園/台中/台南/高雄/國道客運)
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27番バスで行く方法
◆乗車するバス停:台中駅ー降車するバス停:嶺東科技大學(嶺東路)
◆乗車時間:1時間強
バス乗り場は、台中駅北口を出て大きな階段を下りたら西へ五分くらい歩いたところにあります。
向こう側(北側)の歩道へ渡ってください。
27番バスの標識があるところで待ちましょう。
バスの運行時間はこんな感じ、20~30分に一本です。
嶺東科技大學(嶺東路)というバス停で降りたら、5分ほど道沿いを南(乗ってきたバスの進行方向)に下れば到着です。
56番バスで行く方法
◆乗車するバス停:干城駅ー降車するバス停:彩虹眷村(嶺東南路)
◆乗車時間:1時間強
56番バスは、台中駅から徒歩10分程度歩いた干城駅から乗車します。
本数は10~30分に一本程度。
降りるバス停は、彩虹眷村(レインボービレッジ)の目の前、その名も彩虹眷村というバス停です。
彩虹眷村(レインボービレッジ)とは?
もともとこの村は、蒋介石率いる国民党軍が台湾に移ってきたときに作られた軍人村(退役軍人の方々と家族が住んでいる場所)でした。
やがて、村の建物も老朽化し、住む人も少なくなってきたので、この場所を取り壊して再開発する話が持ち上がりました。
そんな折、この村にすむ黄おじいさんが、村の建物の壁や道などあらゆる場所に絵を描き始めたのです。
そして一人でコツコツと作業を続けた結果・・・黄おじいさん独特のカラフルなペイントで埋め尽くされた村が出来上がりました。
それがだんだんと有名になって人を呼び、大人気の観光スポットに。
今現在、再開発は中止になったそうです。
2008年頃から、なんと黄おじいさんが80歳を過ぎてから(!)書き始めたんですと。
人間やる気になればなんでもできるもんです。
ちなみに、2018年現在、91歳の黄おじいさんはご存命!
しかも元気そう。村の中にある売店にときどきいらっしゃるそうです。
ちなみに、「どうして村に絵を描こうと思ったの?」という問いかけに対する黄おじいさんの回答。
「ヒマだったから」
・・・で す よ ねー!!!
人間、暇で元気だったら好きなことしよかなーって思いますもんね。
大事です、そういう思考回路。
ヒマつぶしで始めた「村に好きな絵を描く」という作業もコツコツ続けると、こんなに素晴らしい作品を生み出すんですね。
パワーあふれる作品を無料で見せていただけるなんて、黄おじいさんに感謝です。
彩虹眷村(レインボービレッジ)ってこんなところ
では、お待たせしました。
カラフルな村をたんとご堪能ください。
入口はこちらから。
子供が喜びそうな細―い道から村に入りまーす!ワクワクしますねー。
アイスやフレッシュジュースもあるみたい!
びっしり描かれたカラフルな小道を抜けていくと・・・
これこれ、赤・黄・青・緑・ピンク、目が痛くなるぐらいの原色ー!!!
カフェ前の広場に到着。コーヒーやフレッシュジュースが揃っています。
地面にも壁にも建物内部にも、ところどころに置かれているオブジェにも、鮮やかな色で細かい模様や生き物が描かれてます。
よーく見ると縁起のよさそうなフレーズも。
完成度の高い・・・これはクマ?サル?
人気のレインボーアイス「彩虹冰」はこちらで買えます。
まだまだ絵が続きます。
描かれた絵の中の登場人物にはストーリーもあるらしく、追っていくのもおもしろそう。
さらに奥にはお土産物やさん。
なかなかかわいくて、値段も手ごろ。
あんまりこの類のお土産は買わないわたしですが、このTシャツはちょっと欲しくなりました!
子供に「いる?」と聞いたら「いや、ええわ」とあっさり断られたので購入は思いとどまりましたが。
子供が遊べる公園もあって、公園の隣には公衆便所も完備。
この先に2軒ほど露店がでてました。
この村の特徴を生かしたカラフルなお土産物系のお店と、簡単な食べ物屋台で見てるだけでも楽しい!
この村全体は5~10軒程度のおうちが集まったような小さな村、というより「集合住宅」。
ざざーっとみて回るだけなら30分もかからないと思います。
訪れたのは平日のお昼時だったので比較的すいていましたが、それでも30人ぐらい観光客がいました。
週末はこの小さな村に観光客が大量に押し寄せる光景が目に浮かびますね。
少し早い時間帯に訪れる方が良さそうです。
行ってみた感想とまとめ
台中駅から27番バスに乗り込んで、車窓を眺めたり、居眠りしたりしながら一時間強ほどで到着。
住宅街をてくてく南下していくと、賑やかな色使いの一角を発見!
子供はテンションあがりすぎて、奇声を上げながら村の中に走り去っていったよ。
小さな建物が入り組んでいて、迷路のようになっているので、かくれんぼしたら面白そう!と子供と意見が一致。
とにかく、彩虹眷村は「自由」と「元気」が溢れてます。
決して上手いわけではなくって、ビミョーにヘタな感じの絵がいい味だしてて、癒される&元気をもらえるね、ココは。
描かれている人物も動物もキャラクターも、全体的に、なんていうか、ニュートラルなんだよね。
男性っぽくもあり女性っぽくもあり、馬っぽくもあり羊っぽくもあり、人間っぽくもあり宇宙人っぽくもあり・・・見る人によっていろんな感じ方ができると思う!
わたしが一番感じたのは、「自由だなー、楽しんでるなー」ってこと。
好きなこと、やってみたいって思ったことを、もっともっと素直に行動に移そうって、黄おじいさんから勇気をもらいました!
こじんまりしていたので、滞在時間30分で大満足した我が家。
この後、ちょうどお昼のピークで暑かったので、休憩がてら何か食べていくことに。
この村の周りにはカフェっぽいお店が1軒あるぐらいでまったく繁華街ではないので、ちょっと北上して大通りまで歩いて、嶺東科技大學の前らへんにあるにぎわっている場所へ行ってみました。
喉が渇いていたので、その辺で目に付いた豆花のお店で一休み。
素朴な甘さと冷たさで生き返る~、豆花はいたって普通だったけど、何気にここの芋圓おいしかったわ。
ここには負けるけど
このあたりは大学があるだけあって、学生街っぽく安めの飲食店が立ちならんでいるので、ちょっと小腹を満たすついでにぶらつくのも面白そうでしたよ。
我が家はさらに牛肉麺を食べてから、56番バスでぶらぶら帰りました。
台中に行くなら、一度は彩虹眷村(レインボービレッジ)、訪れといたほうがいいですよ。
たぶん最強のパワースポットの一つです。黄おじいさんに感謝!
では、Have a nice trip!
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