こんにちは、子連れ旅好きちはりんです。
タイ、バンコクからほど近いビーチリゾートとして人気のパタヤですが、ひと昔前までは男性が、何やらパフパフな夜を過ごしに訪れるところ、というイメージでした。
がしかし、今やターゲットは子連れ。
パタヤにも子供と一緒に遊べるエンターテイメントが増えつつあります。
今回は、アジア最大級のウォーターパークともいわれる、パタヤのカトゥーン・ネットワーク・アマゾンをご紹介します。
絶叫系アトラクションが揃っているので子供だけじゃなく、大人もバッチリ楽しめますよ。
カトゥーン・ネットワーク・アマゾンの基本情報と行き方
◆営業時間:10時~18時 無休
◆公式サイト
パタヤビーチからなら車で20分程度。
バンコクからでも車で2時間程度なので、日帰りできなくもないです。
Grabはかなり高く、ソンテウ貸し切りの方が安いぐらいで、1台400Bahtぐらいが言い値。
我が家はジョムティエンビーチから向かって350Bahtでした。
なお、2日前までに予約すれば、往復一人400Bahtで、施設が提供するシャトルバスサービスも利用できます。
パタヤビーチに滞在しているなら、送迎込みのプランを選んだほうが割安(下記参照)。
カトゥーン・ネットワーク・アマゾンの概要
カトゥーン・ネットワークとは、アメリカの有名なアニメチャンネル。
よく、海外のホテル滞在時に子供がチャンネルをカチャカチいじって、食い入るように見ているアレです。
繊細さをみじんも感じないアニメで、いかにもアメリカンなざっくりした描写。
ドラゴンボール世代のわたしはピクリとも反応しないんですが、なぜか幼児は大好き。
そのカトゥーン・ネットワークをテーマにした世界初のウォーターパークが、「カトゥーン・ネットワーク・アマゾン」なのです。
子供が愛してやまないキャラクターが出迎えてくれます。
料金
【公式料金】大人:1,290Baht、子供(3~12歳)・シニア(65歳~):990Baht。
タイの物価に比べると、ちょっとお高いですよね。軽く4,000円超えます。
公式サイトからちょっとだけ割安なコンボチケット(食事とセット、午後13時以降入場等)を購入できるので、チェックをしておいたほうが良いかと。
カトゥーン・ネットワーク・アマゾン公式サイト プロモーション
我が家が利用したKKdayのチケットが調べた中では一番安かったです。(パタヤビーチ周辺なら送迎ありプランが割安)
【KKday料金】大人:900Baht、子供750Baht(送迎込みは50Bahtプラス。)
入園料にすべてのアトラクション・プール利用の料金が含まれます。
雰囲気
さすがお高いだけあって、園内のリゾート感は抜群!
市民プールのような貧相さがみじんもありません。
オープンしてから数年たっているので、多少ボロくなっている設備もありますが、随時補修工事を進めていました。
入園料が高いだけあって、客層もよく、なにより空いている・・・!
つまりアトラクションにほぼ待ち時間ナシで乗れる、という。
これはうれしいですね。
飲食店などの利用方法
園内での飲食などには現金・クレジットカードで支払いすることができません。
すべて入園時につけられたリストバンドにチャージし、そのバーコードを読み込んで精算します。
最後に余った金額は全額払い戻しOK。【注意:17時45分まで】
具体的なチャージ方法
まず園内各所にある「TOP UP」と表示されている場所を探します。
カウンターにいるスタッフにいくらチャージしたいのかを伝えて、現金を支払います。
ものの1分ぐらいで、リストバンドにチャージ完了。簡単です!
このようなレシートが発行されます。
17時45分までに返金手続きしてね、とあるので注意してください。
あとは、園内の飲食店で注文し、手首のリストバンドをさしだすだけ。
バーコードをスキャンして支払い完了です。
飲食店
園内にはレストラン・ドリンクステーション・ジェラート店がありますが、さすが高いです・・・
ハンバーガーで200Baht~、ローカル食で150Baht~ですね。
ソフトドリンクは60Baht~、アルコールは200Baht前後~。
ディズニーランドに来たと思えば、そんなもんなんで諦めましょう。
メニューは、そんなに多くなく、ピーク時を過ぎると売り切れているものもありました。
ピザ、パスタ、ハンバーガー、揚げ物、ローカル料理、程度のラインナップ。
まぁ、味はいたってふつー。
施設設備
ロッカー・更衣室完備。タオルも借りられます。節約したい方はタオル持参で。
ロッカーはなかなか強気の280Baht。
貴重品はなるべく持ち込まず、現金はすべてリストバンドにチャージしてしまうと盗難の心配は少なくなりますし、ロッカーをわざわざ利用しなくてもいいですね。
個人的には、客層はいいので、あまり盗難の心配はしなくてよさそうです。
貸切りカバナもあります。
なかなかいい料金でしたけどね(1800Baht)。
注意点
飲食物の持ち込みは禁止です。
入口で簡単な荷物検査があります。
カトゥーン・ネットワーク・アマゾンで楽しめること
敷地面積はそこまで大きくないですが、10にわかれたエンターテイメントゾーン、25のアトラクション・・・とにかく充実していて、丸々一日遊び倒せますよ!
ウェイブプール(波の出るプール)
かなり大きな波とともにノリノリの音楽が流れます。
一人用・二人用のチューブ(浮き輪)に乗りながらユラユラ揺られましょう。
フローティングプール(流れるプール)
規模は小さめで、300m程度。ところどころにびしょ濡れゾーンがあるので、チルアウトにどうぞ。
小さな子供向けのカトゥーニバル・ゾーン
各種滑り台やひっくり返るバケツなど楽しい仕掛けがいっぱいのゾーンです。
小学生低学年ぐらいまでの子供用ですが、大人が遊んでももちろんOK。
絶叫系スライダー
床が抜けて、真っ逆さまに落ちていくフリーフォール
専用のマットを使って猛スピードで滑り落ちていくスライダー
大人でもちょっと足がすくみそうなものが勢ぞろいです。
チューブ系スライダー
2人用~4人用のチューブ(浮き輪)を使って、スライダーをダイナミックに下っていくもの。
このスライダーだけでも10本ぐらいはあったはず。
フローライダー
波の出る装置で、サーフィンやボディボードを楽しむもの。
横の建物でエントリーが必要です。
プーケットやバンコクでは一時間800Baht~します。
これが利用し放題というのは価値ありますね。
ジャグジー
ところどころに桶のような小さなジャグジーが点在しています。
体が冷えてきたらぜひ温まってください。
ショー・イベント
毎日数回のショーがこのように開かれます。
最初にショーの時間をチェックしておくといいですね。
各種ダンスや子供も参加できるイベントもあり。
お昼ごろに行われる、参加型のゲームイベントではドリンクの無料チケットがもらえたりします。
最後のショーが一番盛り上がるので、時間が許すかたはぜひ参加してみてください。
利用してみた感想
タイにもかかわらず、3,000円越えの強気な料金に最初はひるみました。
ただ、せっかくパタヤまで行くしね。
1カ所ぐらいは子供が喜ぶイベントを組み込まなければ、というミッションのもと、断腸の思いで(たいそうだな・・・)行ってみました。
KKdayから送迎付きプランを申し込んだものの、残念ながらジョムティエンビーチ界隈のホテルは送迎対象外ということで、自力でソンテウチャーターで10時過ぎに到着。
バウチャーは印刷する必要がなく、スマホの画面表示でOK。
リストバンドを手に付けて、荷物検査をサクッと済ませて、いざ園内に!
まずは館内にある、水着コーナーから。水着を忘れた場合はこちらで購入可。
オープンすぐだったので、人はまばらでデッキチェアーは選びたい放題です。
基本、いつも混んでいないので、デッキチェアーの確保には困りません。
波の出るプールのあたりが一番リゾート感があるので、ササっと陣取り、服を脱ぎ脱ぎ。
もちろん親子そろってコンドから水着は着衣で準備万端!
まずは、おこちゃまエリアのスライダー群がどんなもんか試してみよう。
うん、案の定、大人だとスライダーの角度が緩すぎて、体の重みで途中で止まってしまうこと数回。
このエリアは小さなお子様にゆずることにします・・・
さて、絶叫系スライダーは全挑戦する気ではるばるやってきたから、計画的にこなすよ!
じつは・・・スライダーを楽しむには、こんな階段を毎回のぼる必要がありまーす(=゚ω゚)ノ
軽く4・5階の高さ。チューブ系ももちろん自分で運ぶの、上まで。
かなりのハードワーク。
どのスライダーにどんな道具が必要か、制限があるか、などは階段の下に書いてくれてますよ。
まず、わたしは床が抜けて直下するフリーフォールから。
これ、あたりまえだけど1回目が一番怖いね。
床がいつ抜けるのかいつ抜けるのかと待ってる時間が超恐怖!
正直、なかなか床が抜けなくってじらされてる間は、ちびりかけたぜぇぇぇ・・・(;´Д`)
「え・・・まだ、ね、まだかな?え、まさかの故障???」
って不安になってきた時に、いきなりスコーン!と抜けて真っ逆さまに落ちる感じ。
でも、終わってみるとめっちゃ楽しかったわ!
ヘタレの子供は最後までいろんな言い訳(「いや、ちょっと今日は・・・」とか)をして挑戦しなかったけど・・・
この後はひたすら階段の往復で、チューブ背負ったりもしながら、合計20回は登ったね!
スライダーは全制覇完了!
なんなら3回ぐらいリピートしたものもあり。
とりあえず、チューブ系は全部いっといた方がいい。とにかく楽しいから!
途中、子供は前にプーケットで初挑戦したフローライダーにトライ。
これね、意外と難しいんですよ。
初挑戦の方は最初おもしろいぐらいひっくりかえります(笑)
そんな中、我が息子は急流の中でバランスとりながら、手をはなしてみたり、ジャンプしてみたり、と前回に比べてかなり上達!
子供ってほんと感覚つかむの早いですねー。
フローライダーはいつも人気なので、6-7人が順番待ち。
一人マックス45秒間/回で、ぐるぐる順番が回ってきます。
子供はこれが一番楽しかったみたい。閉園ギリギリまで遊んでました。
スライダーとフローライダーの合間に波の出るプールでまったりしたり、ジャグジーで体を温めてみたり。
途中のゲームイベントで、なんとドリンク無料券ゲット!
何回でも参加してOKなんで、ドリンクゲットできるまでトライしてみてください(笑)
ドリンクゲットついでにお昼もいただきます。
はい、何の変哲もないビーフバーガー(250Bahtぐらい)。
たっぷり遊んでお腹がすいてたら、何食べても最高においしいぞ!
最後に、閉園間際のラストショー(リアル炎系で迫力あり!)に参加して終了。
はぁ、アトラクションこれでもかと楽しんでやったわ・・・
なんならちょっと飽きがくるぐらいね。
日本のプールだったら混みすぎててこんな回数遊べないもん。
そう考えると価値ありすぎる900Baht。
ただ・・・明日は絶対筋肉痛になってる自信ありです。
帰りはプーペンレストランまでGrabで350Bahtでした。
まとめ
半信半疑でトライしてみたカトゥーン・ネットワーク・アマゾン。
結論としては子供も大人も、いや、大人こそ楽しめるウォーターパークでしたね。
パタヤ、やっぱりターゲットは子供だけじゃなかったわ(笑)
20を超えるスライダーやフローライダー乗り放題、ということを考えると「・・・ちょっと高くない?」と思った入園料も、帰る頃には「うむ、価値あるな」と納得。
「パタヤでどこか遊ぶ場所ない?」と知り合いに聞かれたら、ついつい紹介したくなる場所です。
どんな体験も一回目が一番楽しいので、まだ行っていない方はぜひ!
では、Have a nice trip!
【パタヤに行きたくなったら!】
【旅の強い味方】
年に2回以上の海外旅行・子連れ旅なら価値ありのわたしが持っているカード

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